雨の日にバイクに乗るなんて汚れますし危険です。
良い子は読書やビデオ鑑賞、ゲーム等をして過ごしましょう。
本澤会がお勧めする良書・名作をご紹介します。

●湾岸ミッドナイト

「生き方にコストは関係ないだろ 損か得かはオレの問題だ」

●ふたり鷹

●エキサイトバイク

●バリバリ伝説

●くりいむレモン

VHSがβに完全勝利する原因となった歴史的作品。
本澤会に約2名、やたらと詳しい人が居る。

●エリア88

 

●レース鳩0777

●とどろけ!一番

●アストロ球団

文庫版ではなく愛蔵版の方が良いです。

●哭きの竜

やはり会長は運が無い前提で話が進んでいく模様。

●ストリートライダー

「ガクラン8年組」のしもさか保先生によるバイク漫画。
公道レースは危険だという事を知らしめる良書。
あちこちに物理法則の概念を覆す表現があり、驚きを禁じ得ない。

 

 

 

 

 

●走行疲弊モトザワ

同人作品としてプロットが作成された。
なお、予算不足により製品化の予定は無い。

第1話 終戦
閉鎖林道を逃れたマサルを待っていたのは、また地獄だった。

ホスピタリティの罠に住み着いた欲望と魔力。
JNCCが生み出したWEX。
コー◯ンの悪徳と野心、頽廃と混沌とマディをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここは長野県のガイア。
次回「長和」。

来週もマサルと地獄に付き合ってもらう。

第2話 長和
抜く者と抜かれる者、そのおこぼれを狙う者。
運を持たぬ者は生きてゆかれぬ長野県の難コース。
キャンバーとウッズで武装する長和の森。
ここは信州が産み落とした国内有数の雨後地獄。
マサルの躰に染みついたやらかし臭に惹かれて、危険な奴らが集まってくる。
次回「出会い」。
マサルが飲む長和の泥は苦い。
第3話 出会い
かつて、あの忌々しい雨にやられたライダーたち。
プライドを守る誇りをプロテクターに包んだサンデーレーサーの、ここは墓場。
無数の物好き達の、霜にギラつく路面に晒されてコロッセオに引き出される勝沼の拳闘士。
目の死んだライダーたちが、ただ己の完走を賭けて激突する。
次回「脱糞」。
周囲から、マサルに熱い視線が突き刺さる。

第4話 脱糞
最も危険な罠、それは脱糞。
たくまずして仕掛けられた便意の闇に眠るコロシヤ。
それは突然に目を覚まし、偽りの平穏を打ち破る。
勝沼は小さな罠の山。
そこかしこで、汲み取り待ちの仮設便所が目を覚ます。
次回「罠」。
マサルも、巨大な不発弾。
自爆、誘爆、御用心。
 
第5話 罠
人の運命を司るのは、マーシャルか、レギュレーションか。
それはまるで菅生の廊下を巡る様な永遠の謎掛け。
だが、マサルの運命を変えたのは、変態と呼ばれた、あの連中。
ガイアの闇の中で走り抜けた戦慄が、今、勝沼に蘇る。
次回「変態」。
泥のシャワーの中からオッサンが微笑む。
 
第6話 変態
勝沼という汚れの山に、見え隠れする変態という人種。
どうやら、ウッズの根は深く手強い。
ライダーの運命は、神が遊ぶ双六だとしても、
完走までは一天地六の賽の目次第。
鬼と出るか、蛇と出るか、直登に挑む轍横断。
次回「骨折」。
マサル、敢えて火中の栗を拾うか。第7話 骨折
ファウストは、メフィスト・フェレスに心を売って明日を得た。
マクベスは、三人の魔女の予言にのって、地獄に落ちた。
マサルは乗り換えに、己の運命を占う。
ここ、奥山で楽しむのに必要なのは、肋骨と少々の危険。
次回「取引」。
マサルのバイクには死の臭い。
第8話 取引
昨日の夜、TTRを失くして酸の雨に濡れていた。
今日の昼、WRFを買う銭を追っていた。
明日の朝、ちゃちな電装とちっぽけな慢心が、マサルの肋骨にヒビを入れる。
奥山は静岡が作ったパンドラの箱。
質を問わなきゃ何でもある。
次回「出会い」。
明後日、そんな先の事はわからない。